(その1)三つ子の魂百までも 思想を方向づけた幼児体験 父の仕事の関係で、私は4歳半から6歳半までの2年間をアメリカで暮らしました。その最後の半年間、私はアメリカの幼稚園に通いましたが、その時の体験がその後の私のものの見方や思想形成に大きな影響を与えることになったと思われます。30人くらいのクラスに日本人は自分一人だけ。そのような環境に投げ込まれると、いやでも子ども心に、自分が日本人であることを、また、国や民族について意識せざるをえなかったものと推察されます。